早くも9月に入りました。8月の初めにやっと梅雨が明け、好天を期待したものの、お盆の時期には台風の影響を受けて山の日周辺は荒天に。その後も好天は続かず、最近は台風に刺激された秋雨前線の影響で濃霧や雨の日が続いた八幡平。やっと天気回復の予報が出て期待していたのですが、4日は晴れと雨・霧のせめぎ合い、目まぐるしく変化する天気の中、山頂探勝路を巡回してきました。

【高山植物開花状況】

八幡沼湿原石畳歩道沿い
咲き始め
見  頃エゾオヤマリンドウ、シラネニンジン、ウメバチソウ、ヤマハハコ、ミヤマアキノキリンソウノコンギク、ウツボグサ、エゾオヤマリンドウ、ミヤマセンキュウ、オクトリカブト、ウゼントリカブト、ウメバチソウ、ゴマナ、アオモリアザミ、ミヤマアキノキリンソウ、ヤマハハコ、ヨツバヒヨドリ、ダイモンジソウ、ツルリンドウ
終  盤シラネニンジン、シロバナトウウチソウナンブアザミ、ウゴアザミ、シロバナトウウチソウ、ゴマナ、ヨツバヒヨドリ、イワオトギリ

頂上入口近くで見られるウツボグサ。名前の由来は調べてみてください。私には光沢感のあるビロード状のひらひらの服を着ているように見える。

今年はウラジロナナカマドやオオカメノキの赤い実が特に目立つ気がします。

雪解けが一番遅かっためがね沼の上部。でも草葉の色は変わり始めていて、冬に向けた準備はむしろ早い方なのでは。探勝路の中で夏が一番短いのはめがね沼周辺かもしれません。

めがね沼から山頂までの間で見つけたダイモンジソウ。花の中央部分が黄色と赤があり、不思議に思って調べてみると受粉前と後で色が変化するとの情報が。確かに比べてみると表面が少し違うように見えます。これも花を利用する昆虫へのメッセージのようです。

少し前まで咲いていたミヤマホツツジの実。これから赤くなっていくはずです。

ガマ沼・八幡沼周辺のミネザクラが色付いていました。花の開花も早いですが、紅葉も早いですね。

八幡沼の様子。沼の斜面や湿原の色が秋の雰囲気に変わりつつあります。

つい最近まで花が咲いていたトウゲブキやタチギボウシの葉は早くも色が変わってきていました。

八幡沼湿原と池塘の様子。この景色が好きで巡回するたびに必ず撮ってしまうのです。

ほとんどの花が見頃から終盤を迎えている中、花の季節はまだ終わらない!とばかりに探勝路の所々でエゾオヤマリンドウが咲いています。株によっては花を付けながら葉の色が既に変化しているものも。過去の初雪の記録を見ると9月下旬という年もあり、のんびりしていると冬が来てしまうのかもしれませんね。