8月3日からやっと青空と山々の眺望を望めた八幡平。梅雨明けの発表は4日でしたが、3日以降はそれまでの濃霧と悪天候が嘘のように好天が続いています。ようやく夏になった八幡平の探勝路を7日に巡回してきました。

【高山植物開花状況】

八幡沼湿原石畳歩道沿い
咲き始めタチギボウシ、シロバナトウウチソウウゴアザミ、オクトリカブト、ミヤマセンキュウ
見  頃コバノトンボソウ、ホソバノキソチドリ、モミジカラマツイブキゼリモドキ、ウメバチソウ、ゴマナ、アオモリアザミ、トウゲブキ、イワオトギリ、ミヤマアキノキリンソウ、モミジカラマツ、ハクサンシャジン、アオヤギソウ、ヤマブキショウマ、アカバナ
終  盤イワイチョウ、ミヤマホツツジ、ニッコウキスゲ、キンコウカ、イワショウブ、ヨツバシオガマ、クルマユリニッコウキスゲ、シロバナトウウチソウ、ミヤマトウバナ、ハクサンボウフウ

見返峠駐車場周辺でもたくさん見られるアキアカネ。梅雨が明け、山麓でも暑くなってきたせいか、種族総出で避難して来たらしく、気温が上がってきた5日、うっかり踏んでしまいそうなくらい大量に飛んでいました。

飛んでいるのはみんなアキアカネかと思いながらふと目を向けると、サナエトンボの仲間(ミヤマサナエ)もいました。その他、オニヤンマも確認したので、散策の際はアキアカネ以外も飛んでいないか観察してみるのも面白いかもしれません。

石畳の歩道沿いでアザミが咲く時期は、少し地味な花が多いのですが、代わりにアザミと同時期に咲くミヤマアキノキリンソウやセリ科の花々に昆虫や蝶がたくさんやってくるのでそれを観察するのも楽しみの一つです。今回もセセリチョウの仲間やキアゲハがしきりに花々を移動していました。

鏡沼近くの石畳を歩いていたら前方にクジャクチョウが。後で調べてみると、このチョウは年に2回発生するらしく、最初は6月、次は8月。今月にチョウになったばかりなのかな。現在、旅する蝶、アサギマダラも連日目撃情報が寄せられています。

鏡沼。ドラゴンアイの時期もきれいですが、空や周りの木々を映した夏の鏡沼もとても魅力的です。

7日朝、快晴時の真っ青な八幡沼。岩手山もくっきり。

7日午後の八幡沼。現在見頃のトウゲブキとともに。コバイケイソウ、ニッコウキスゲに続き、トウゲブキも例年より花が多いとの声も。

八幡沼湿原ではタチギボウシが咲き始めています。

八幡沼を回り、見返り峠方面に戻ってくる途中の木道は、コバイケイソウの花の終わりを待って草刈りを実施しました。歩きやすくかつ見通しも良くなっていると思います。

見返り峠駐車場を眼下に見る石畳歩道沿いでは、オクトリカブトが咲き始めています。猛毒ですよ。

長い梅雨で長らくお預けだった久しぶりの眺望。雲の重なりが奥行きを感じます。

登山口の方へ下りていく途中、探勝路の中でここだけに咲いているハクサンシャジン。ベル状の花の形が可愛らしく、夏の日差しに対して色が何とも涼やかです。