梅雨の晴れ間となった6月24日の午前中、八幡平山頂探勝路を巡回してきました。朝は濃霧だったものの予報通り太陽が勢力を増し、暑いくらいの良いお天気になりました。探勝路上にあった雪は全て解けました。ドラゴンアイ(鏡沼)も雪解けが進み、少しずつ夏の姿に移りつつあります。これまで注がれていた熱い視線は落ち着きました。代わって訪れる方々は、探勝路沿いに咲く高山植物や八幡平の景色にカメラを向けていました。

【高山植物開花状況】

八幡沼湿原石畳歩道沿い
咲き始めショウジョウバカマ、ヒナザクラ、チングルマ、イワカガミ、ヒメシャクナゲサンカヨウ、ハクサンチドリ、ミヤマキンポウゲ、オオバスノキ、タニウツギ
見  頃ショウジョウバカマ、ヒナザクラ、チングルマ、イワカガミ、ミズバショウショウジョウバカマ、ハクサンチドリ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマスミレ、ミツバオウレン、タケシマラン、キヌガサソウ、シラネアオイ、オオバキスミレ、サンカヨウ、コヨウラクツツジ、ウラジロナナカマド
終  盤ミズバショウミネザクラ、ベニバナイチゴ

 登山口である頂上入口から歩き始めるとミヤマキンポウゲが歩道沿いに咲いていて、迎えてくれます。入口付近からよく見るとマイヅルソウやイワカガミなども咲いていますので探してみてください。

赤いぼんぼりのような可愛らしい花、コヨウラクツツジとガマ沼近くではオオバスノキの花が咲いていました。ツツジの花らしくないですが、ツツジの仲間です。

 今年のドラゴンアイは終焉を迎えましたが、まだ残雪がたっぷり、雪どけ途中です。

前回14日の時には鏡沼周辺で多く咲いていたシラネアオイ、キヌガサソウは、雪が解けたばかりのめがね沼~山頂の方で咲いていました。

ツバメオモトも数は多くないですが咲いています。

14日のブログで山頂展望台近くで見つけたオオシラビソの雄花を紹介しましたが、その続き。雄花が開いて垂れ下がっていました。

探勝路の中で最後まで残雪がある陵雲荘へ向かう石畳の歩道もとうとうなくなり、長靴や防水登山靴でなくても歩ける季節になりました。

八幡沼湿原のヒナザクラの見頃は続いていて、北側の湿原でもヒナザクラが咲き始めました。

雪解けの水が勢いよく流れる様子や、空の青が池塘に映る湿原の様子が美しいです。

 ヒナザクラに負けじとチングルマの花も増えてきました。ところどころイワカガミの姿も。

源太森との分岐を見返峠の駐車場方面に歩いてきた湿原にヒメシャクナゲが咲いていました。と~っても小さいのでぜひ探してみてください。

 コバイケイソウの花芽も見えました。たくさん咲いた年の翌年はお休みする花ですが、今年もたくさん咲いてくれるでしょうか。

八幡沼から展望が開ける石畳の歩道に出る最後の上り。オオシラビソの林の中を通る木道沿いにサンカヨウが咲き始めていました。白色が何とも美しかったです。

 見返峠駐車場が眼下に見える石畳の歩道に出ると、14日に引き続き、ハクサンチドリが見頃になっていました。