7月も半ばを過ぎ、梅雨はまだ明けないものの、暑さが本格的になったきた三連休前の17日の午後、山頂探勝路を巡回してきました。前回(7/5)から約2週間近く間が空いたため、咲いている花の顔ぶれがだいぶ変わっていました。
【高山植物開花状況】
| 八幡沼湿原 | 石畳歩道沿い | |
| 咲き始め | ツルコケモモ、モミジカラマツ、ヨツバシオガマ | アオモリアザミ、モミジカラマツ、ウサギギク、ウメバチソウ、ミヤマアキノキリンソウ |
| 見 頃 | ニッコウキスゲ、コバイケイソウ、ワタスゲ(果穂)、ネバリノギラン、イワイチョウ | ハクサンボウフウ、ニッコウキスゲ、コバイケイソウ、イワイチョウ、ネバリノギラン、ハナニガナ、シロバナニガナ |
| 終 盤 | ズダヤクシュ、アオノツガザクラ、イワカガミ、ミヤマキンポウゲ、ハクサンチドリ、ゴゼンタチバナ、キヌガサソウ、マイヅルソウ、オオバキスミレ |

八幡沼北側湿原

今、山頂探勝路の中で特にオススメなのが八幡沼周辺の八幡沼湿原。お時間があまりない方は、八幡沼方面へぜひ(それでも一周するとなると1時間超の時間は必要ですが…)。湿原でまず目に付くのが白い花を付けるコバイケイソウ。今年は当たり年のようで、株という株のほとんどで花が咲いています。場所によって花が終わっている場所(八幡沼南側)もありますが、まだ見られます。木道の両脇や間にも咲いていて、掻き分けて歩くような場所も。


湿原でもう一つ見頃を迎えているのが、ニッコウキスゲです。こちらはまだ蕾がたくさんあるので、もうしばらく楽しめると思います。ニッコウキスゲも今年は例年より花付きが良い印象です。お見逃しなく。



大きい花も見応えがあっていいですが、湿原で目線を下げると、少し前まで咲いていたヒメシャクナゲは終わり、入れ替わるようにモウセンゴケの葉が伸び、ツルコケモモのピンクの花が咲いています。ヒメシャクナゲと同様にこちらも小~さいのでよ~く探してみてください。

八幡沼展望台と陵雲荘の間の斜面にはイワカガミとアオノツガザクラがまだ咲いています。探勝路の中でこの一角だけですが、頑張ってます。

八幡沼の様子。

よ~く見るとニッコウキスゲで黄色くなっているのが分かりますね。


八幡平山頂~ガマ沼間の石畳歩道沿いにある湿地では、ヒナザクラが終わり、イワイチョウやこちらも数は多くないですが、コバイケイソウが咲いています。

めがね沼にはまだ雪が残っています。探勝路の中でも場所によって季節の進みが全然違いますね。

めがぬ沼近くの石畳の歩道沿いでは、ハクサンシャクナゲが咲き始めています。これから楽しみです。

足元では、ハクサンチドリの紫とハクサンボウフウの白、ウサギギクの黄色で賑やかです。


探勝路の中で比較的雪解けが早く、季節の進みが早い見返峠展望地付近の歩道沿いでは、アオモリアザミやアキノキリンソウが咲き始めていて、アオモリアザミの紫とこちらも白色はハクサンボウフウ、黄色はハナニガナとミヤマアキノキリンソウの3色構成でした。
山頂探勝路の中でも雪解けの違いで季節の進み方が違い、また石畳歩道沿いと湿原でも見られる花が違うので、一度に見られる花の種類が多いのが魅力的です。そんな八幡平の夏をぜひお楽しみください。





