八幡平ビジターセンターが位置する大沼後生掛地区では7月~10月ツキノワグマの出没状況を把握するためのパトロールを行っています。例年7月中旬~8月中旬にクマが湿原に集まり、大沼後生掛地区での目撃が多くなります。散策の際はクマと出会わないための対策をお願いします。熊鈴を鳴らしたり、手をたたいて音を出すなど、人の存在を事前にクマに気づかせることで、クマが人を避け、遭遇を避けることができます。車道沿いで目撃した際は、写真撮影のために車を停車させたり、エサやりをしたりしないようご協力お願いいたします。※国立公園内での野生動物へのエサやりは法律で禁止されています。

7月27日の午後、カメラ①に映った成獣。設置した木の棒が気になるのか、器用に手で引き寄せて齧ったりして確認しているようです。
7月28日の午後、カメラ③に映った成獣。木道から乗り出して一心不乱に何かを食べています。