まだ梅雨が明けないながら、平地では日中30℃を超えるような気温になる中、標高の高い大沼では、幾分涼しく、湿原を吹き抜ける風が何とも心地よく感じられます。

【開花情報】

咲き始めノリウツギ、ミヤマトウバナ、ホソバノヨツバムグラ
見 頃ミヤマイボタ、イワオトギリ・クロバナロウゲ・
ツルコケモモ、ハクサンシャクナゲ、ハナニガナ、モウセンゴケ
終 盤ニッコウキスゲ、ワタスゲ(果穂)ガクウラジロヨウラク

大沼の入口付近ではノリウツギが着々と開花準備中。中には昆虫達に花の存在をアピールするための飾り花が出てきているものもありました。

暑さを逃れてやってきたアキアカネが歩く先で飛び交い、大勢での熱烈歓迎を受けました。木道にとまって休むのもいて、うっかり踏んでしまわないよう気を付けるほど💦

オニシモツケがヨシの隙間に咲き始めています。白い細かい花がふわふわした泡のようで繊細な印象を受けます。

北側の歩道では、早春に白く華やかな花を咲かせたタムシバが実を付けていました。これから赤く熟していくのでしょう。

こちらも少し前まで小さい白い花をたくさん付けていたイソツツジが実になっていました。植物たちは日々変化していますね。

北側の歩道では、ホツツジが開花準備中。ツツジといえば、春から初夏にかけて咲く種類が多いですが、ホツツジはこれからが花の時期。

対岸などで咲いているハクサンシャクナゲは見頃を過ぎましたが、まだ湿原を華やかに彩っています。

対岸でミゾソバが咲き始めていました。と~っても小さな花でうっすらピンクがかった花弁が可愛らしいです。これからしつげんのあちらこちらで咲いていき、足元を彩ってくれるでしょう。

キャンプ場に向かう大沼南側の湿原ではモウセンゴケの花が咲いていました。白い小さな花が葉の赤い繊毛の中で目立っていました。

その他、ミヤマトウバナ、ホソバノヨツバムグラなどの小さい花も咲いています。ニッコウキスゲやコバイケイソウなど迫力のある花もいいですが、さりげなく咲く花をゆっくり観察してみると楽しいかもしれません。

大沼の水面ではコウホネの黄色の花が涼しげに咲いています。まだまだ楽しめると思います。

木々の緑が濃くなり、ヨシがグングン背丈を伸ばす中で、たくましく咲く夏の花々にもぜひ注目して歩いてみてください。また、これまで咲いた花々のその後を確認してみるのも楽しみ方の一つかもしれません。

     たなか