大沼後生掛地区のツキノワグマ出没状況を把握するためのパトロールを行っています。今年は大沼自然探勝路周辺に8機の自動撮影カメラを設置しています。8月3日、6日の巡回時に回収した自動撮影装置に計63回クマが写っていました。撮影回数が引き続き多い状況です。
 クマが写っている時間帯は夕方や早朝や深夜が多いですが、10~15時の時間帯にも7回ほど写っていました。例年7月中~下旬、大沼周辺では湿原のミズバショウの実が熟してきます。今回の巡回時にはミズバショウの葉を食べた痕、湿原を歩いたり踏み荒らした痕、クマ糞等を確認しました。散策の際はクマ鈴を携行したり、手をたたくなど音を出して、人の接近をクマにきづかせて“クマとのいきなり遭遇”のリスクを軽減しましょう。 

※クマをはじめとする野生動物に対する「餌付け」は、野生動物本来の生態を乱す行為です。自然公園法でも禁止されています。また餌付けにつながる「ごみの投棄」をしないようお願いいたします。

カメラ① 16時32分。木道沿いの茂みで食べ物を探している様子です。カメラ①~④の大沼西側、南側で撮影回数が多くなっています。

湿原を踏み荒らした痕。

ミズバショウの葉をかじった痕。食べつくすのではなく、何枚かかじっていくという感じです。

太ったツキノワグマ。爪が大きいです。

木道沿いの茂みで食べ物を探しているようです。

夜の木道ぞいで何かを食べるツキノワグマ。