日付は8月13日。亡くなったご先祖が帰ってくる日とされる迎え盆の時期です。昨日の台風で山の日には雨が降ったものの、この日は暑いくらいの眩しい日射しが大沼を照らしていました。

【開花情報】

咲き始めオオイタドリ、オクトリカブト
見 頃アカバナ、タチギボウシ、サワギキョウ、ヨツバヒヨドリ、シロバナトウウチソウ、イワオトギリ、ノリウツギ、ミズギク、ドクゼリ、シロバナカモメヅル、ハンゴンソウ、コウホネ、エゾアジサイ、ツルリンドウ、ヤマブキショウマ、ゴマナ
終 盤ミヤマトウバナ、ホツツジ、
ホソバノヨツバムグラ、ハナニガナ、オカトラノオ

 タチギボウシの花粉を集めに忙しなくハチが飛び回っています。足とお尻に花粉が付いて黄色い化粧をしているのが見えます。

沼のデッキに近づくと、色とりどりの花が並ぶ様子が見られます。左から濃い紫のサワギキョウ、黄色いハンゴンソウ、見頃が続くタチギボウシと贅沢な光景です。

ハヤチネフキバッタのつがいを見つけました。茶色く小さかった幼体の頃とは違い体色は緑に、体も大きくなりました。散策路を歩いていると道沿いを元気に飛び回っています。

花火みたいに見えるこの蕾はコシアブラ。山菜のイメージが強くあまり花を意識することはありませんが、この時期になると花を咲かせる準備をしています。

大沼の対岸に立つと、手前は湿原によって遮ることが無く開けた風景が望めます。雲が高い位置にあって空が広く見え、遠くの緑と水面が日差しによって輝いて見えます。

毒草として名を馳せるオクトリカブトの花が咲き始めました。「綺麗な花には毒がある」 とはよく言ったもので、染め物のような鮮やかな紫をしています。

コバノトンボソウは終わりごろ。湿原の中この小さな花を探すのは少し骨が折れますが、「距」と呼ばれる花弁の後ろにある部分が伸びる姿は一度見てみたくなります。

人知れず橋の下で産卵をしていたオニヤンマ。勢い良く水面に向かってお尻を突き刺していました。この産卵方法は打水産卵といって、卵が水流で流されたり天敵に襲われないように土の中に隠すように産みます。

ヨツバヒヨドリの蜜を吸っているアサギマダラを見ることができました。角度によって見え方が変わる翅の青色がとても美しいですよね。ヨツバヒヨドリの可愛らしいピンク色との相性も素晴らしいです。今の時期がちょうど渡りの時期で翅もまだ綺麗に残っているので是非探してみてください! コツはヨツバヒヨドリがたくさん咲いているところです!

昆虫たちが飛び回り、花は夏季のものが盛りを迎える生命力に溢れた季節。日の当たる明るい場所から木陰の静かなところまで、生きものの息づくさまをぜひ観察してはいかがでしょうか。

   さいとう、まつばら