
日々緑の色濃さが増す大沼は、レンゲツツジやコバイケイソウを始めとする花々が咲き乱れる季節。
そんな大沼に隣接する後生掛大沼キャンプ場を会場に、「高山植物の壁掛け刺繍ワークショップ」を開催しました。
オートクチュールに用いられる「リュネビル刺繍」で八幡平の花を描いていきます。

今年で4回目の開催となる今回、これまでのキヌガサソウ、サンカヨウ、ヒツジグサに続いてのお題は、ブナの森で見る淡い紫色が綺麗な日本の固有種シラネアオイです。
葉の部分に飾り付けられたビーズもキラキラ輝いて、手本を見ているだけで出来上がりが楽しみになります。


それでは20日の様子から。
先ずは講師の先生にクロシェ針の使い方、刺し方を教えてもらいます。
良ーく見ておいてね。


作品を作る前に刺し方の練習です。
緊張の面持ちで真剣に取り組む皆さん。

上手くいかなくても大丈夫。
優しく教えてくれますよ。

練習が終わったら図案を布に描き写して作品作りに入ります。

最初に取り掛かるのは茎の部分。
ゆっくり一針ずつ進めていきましょう。

ここは、こーして…

太い葉脈の部分はビーズで。
布を裏返してビーズを付けていく、今回の一番難しいところ。


夢中になり過ぎて黙々と作業する皆さん。
代わりに、騒がしい程のエゾハルゼミの声が外から聞こえてきます。


あまり根を詰めると疲れちゃうので、お昼を食べた後に大沼を散策して気分転換。
花を見て写真を撮って楽しめたみたい。


それでは午後の作業へ。
花を作っていきましょう。


花が出来たら、あらかじめ好きな色を選んでいた糸で葉を作っていきます。
どんどん形になってきました。

ビーズで葉を飾り付け。
さて、どんな感じに出来上がるのでしょうか…




皆さん素敵なシラネアオイが出来上がりました。
頑張った甲斐がありましたね。

21日は雨。
大きく膨らんできた殻斗をが沢山ついたブナの葉をしとしと、ザーザーと雨が打つ音が響いています。


練習の後、作品作りスタート。
順調に針を進めていきます。

ここに花びらを付けますよ。

わからないところは直ぐに教えてくれます。

次は葉の作り方。
皆さんの表情に真剣さが滲み出ています。

外は相変わらずの雨なので、お昼休憩の後はビジターセンターへ。
只今開催中の講師の先生、池田佳代さんの作品展。
作品の説明なども聞くことが出来ました。

先生の作品を見て創作意欲の高まった皆さんは、どんどん作業を進めていきます。

飾り付けも進み、綺麗になってきました。

何でスマホを持ってるの?
手伝ってくれる先生の手元を撮りたかったようですが、話を聞きながら見ているうちに撮る事が出来ずに終わったそうです…


完成。
可愛らしいシラネアオイが咲きました。
それぞれ葉の色やビーズの飾り付けなどの違いがあって、どれも素敵な作品です。

これも可愛い、こっちも可愛い…
もう、可愛いが止まらない皆さん。

最後は自分の作品を手に記念撮影で締め括りです。
お疲れ様でした。
真剣に作業に取り組んだり、楽しくおしゃべりしたりしながら作り上げた世界に一つだけの作品。
参加者の皆さんの、やり遂げた達成感と可愛らしく出来た嬉しさの溢れる笑顔も最高でした。
エゾハルゼミの声、雨の音、自然の音に包まれながら作業する素敵な時間でした。
くどう





