大沼後生掛地区のツキノワグマ出没状況を把握するためのパトロールを行っています。今年は大沼自然探勝路周辺に8機の自動撮影カメラを設置しています。7月18日の巡回時に回収した自動撮影装置に4カ所で6回クマが写っていました。
 クマが写っている時間帯は夕方や早朝、深夜等でした。例年7月中~下旬、大沼周辺では湿原のミズバショウの実が熟してきます。今回の巡回時にはカメラ①付近でミズバショウの実を食べた痕を多数確認しました。今シーズン初確認です。散策の際はクマ鈴を携行したり、手をたたくなど音を出して、人の接近をクマにきづかせて“クマとのいきなり遭遇”のリスクを軽減しましょう。 

※クマをはじめとする野生動物に対する「餌付け」は、野生動物本来の生態を乱す行為です。自然公園法でも禁止されています。また餌付けにつながる「ごみの投棄」をしないようお願いいたします。

カメラ①付近の木道を歩くクマ。木道沿いのミズバショウを眺めているようにも見えます。

カメラの前を横切って、湿地に降りてきました。

クマがミズバショウを食べた痕。食事中はクマも周囲の気配に気づきづらくなっている場合があります。散策の際は、周囲の物音や気配に気をつけながら、至近距離でクマと遭遇しないよう細心の注意が必要です。

夕方、木道を歩いてきたクマ。カメラにドスンと体を当てて、奥の藪の中へ歩いていきました。

夜木道を歩く太ったクマ。警戒心が強いのでしょうか? 現れた時間は0時26分でした。このクマはその後2か所のカメラ設置ポイントでカメラを支柱ごと動かしたり、支柱を破壊するなどの痕跡を残していきました。