八幡平ビジターセンターが位置する後生掛大沼地区では7月~10月ツキノワグマの出没状況を把握するためのパトロールを行っています。9月に入り、撮影カメラにクマが映る回数はだいぶ少なくなっていましたが、この1週間では8回ほど映っていました。早朝、夕方、夜間などに映っています。ウワミズザクラなどの液果が食べごろで、ブナやミズナラの実も熟しつつあります。散策の際は樹上にも注意を払いながらクマと出会わないための対策をお願いします。熊鈴を鳴らしたり、手をたたいて音を出すなど、人の存在を事前にクマに気づかせることで、クマが人を避け、遭遇を避けることができます。

夜、キャンプ場近くの水路沿いを歩くクマ
クマがウワミズザクラにも登って枝を折った痕。小さなクマ棚になっていました。

夕方大沼の木道にあらわれたクマ。