
23日午前のドラゴンアイの様子です。21日に雪層の中央部の瞳の部分に濃い藍色の水面が開いて静けさのなか「開眼」の完成形に至りましたが、ここ2日の雨で開眼した瞳の縁取りが解けて無くなりました。
この後は雪がどんどん解けていき、割れて終焉となります。
今年のドラゴンアイは前半の雪解けが温度が低く進まず、雨の日が多く沼の水位が上昇し早い段階で亀裂が入るなど厳しいスタートでした。
その後の晴天で何とか目玉の形はできましたが、雨の追い打ちで水位が上昇し水を貯めていた氷の層が割れ水が抜けて「ドライアイ」状態となるなど、例年にないドラゴンアイでした。
冬の積雪状況と雪解け時の天候で出来が左右されるので、経過も形も毎年全く違うものになりますが、どんな形であれ最終的には開眼を迎えています。
さて、来年のドラゴンアイの出来はどうかな?