
この時期にしては暑いくらいのお天気の良い日が続き、すっかり色濃くなった大沼周辺のブナの緑が梅雨の走りの雨で洗われて瑞々しく鮮やかに見えています。
湿原にも緑が増え、季節はこの先に待つ花の時期に向けて加速中です。
【開花情報】
| 咲き始め | ミツガシワ クロウスゴ レンゲツツジ ミネカエデ |
| 見頃 | ミズバショウ エゾノリュウキンカ タムシバ オオカメノキ コヨウラクツツジ ハウチワカエデ タチツボスミレ |

湿原の歩道には役目を終えたブナの雄花が沢山見られるようになりました。
昨年は殆ど実を着けなかったブナですが、今年はどれ程の実を成らせる事が出来るのか気になります。


赤く目立つハウチワカエデと薄い緑のミネカエデの花。
同じカエデの仲間でも、花の色も着き方も違って面白いです。

早くに花を咲かせたミズバショウは、既に葉が大きく成長しています。
今、湿原で見頃のミズバショウも、こんな風に次々と変化していく事でしょう。

他にも大きくなったものはコバイケイソウ。
今年はどのくらいの花が咲くのか気になるところ。
楽しみですね。




鮮やかな朱色のレンゲツツジが咲き始めました。
湿原に沢山あるレンゲツツジですが、場所によって開花までの進捗具合が違っているので見比べながら歩くのも良いかもしれませんね。




見頃を迎えているタムシバ、オオカメノキ、コヨウラクツツジに加え、クロウスゴが可愛らしい花を咲かせています。


ギュッと固く抱き合っているように見えるヤマドリゼンマイの新芽を見ていると、近くに大きなヤマナメクジ。
雨上がりの散歩中?

現在、倒木の影響で通行止めにしている北側ブナ林の近くにはタチツボスミレ。



やっぱり目立つのはエゾノリュウキンカですが、ショウジョウバカマやミツガシワが緑の増えた湿原の中で可憐な花を咲かせています。

ミズトクサの胞子葉が伸び始め、雨の季節が近づいている事を知らせてくれているようです。


他にも、目を凝らすとツルキツネノボタンや葉を広げ始めたモウセンゴケの姿。
一つ一つが小さく目立たないものにも注目してみるのも良いですね。
毎日口にしてしまう「今日が最高」。
この時期は、日毎の植物の変化、景色の変化が著しく感じられる時期です。
大沼を取り囲むブナ林からのウグイスやカッコウの声を聞きながら、今日だけの景色をご覧にいらしてみてはいかがでしょうか。
くどう





