八幡平三大展望地の一つ、畚(もっこ)岳の山頂で360度の展望を楽しみながら「いっぷく」することが目的のイベントです。さて、どんな”いっぷく”になるのでしょう。

全国的な晴天にあたりました。なんて幸運なのでしょう。気温は9時現在9℃とか、日差しはありますが風は寒くて、手も冷たいほどです。

本日の予定とか何とかをやっていますが、畚でいっぷくするのに何か作法でもあるのでしょうか?

さあ!歩き出し、畚岳へのアプローチは車道の右側がちょっと渋めの紅葉景色。

渋めの皆さんの後ろ姿が少し笑っている?

笹をベースにオオシラビソの緑の多い景色ですが、ダケカンバの黄色、ところどころにナナカマドの赤。

畚岳登山口から山頂までのアプローチはもったいない景色が続きます。

あっちを眺め、こっちを眺め、ゆっくりとゆっくりと。

畚岳の登山口からちょっと頑張って展望地につきました。

それぞれに何かやっていますが、まあこの喜びをそれぞれの個性で表しているということなのでしょう。

こんな快晴にあたったのですから。

今日のモッコの登山道はちょっと渋滞。登る人と下る人と。

だってこの山は登りやすくて眺望抜群、まして紅葉の最盛期なのですから。

そして畚岳山頂に到着。

いっぷく前に皆さんにお願いしたのは、今、頑張ってこの山頂に着いた時に頭に浮かんだ”文字”または”単語”を私語をやめて書いてみてください。という課題です。

この方はスラスラと”雲近っ!”と書いてくれました。真っ先に頭に浮かんだのだそうです。

共感できると思った方たちから拍手をもらいました。

この方は”逢”意味深ですが、どんなストーリーがあるのでしょうね。なぜか隣の方はマスク越しの目が笑っています。

この方は照れながらも”雲の影”と書いてくれました。そのほかは”山”だとか”碧”、”道”というのもありました。それぞれに想いはあるでしょうし、その方の内面を伺い知ることが出来るようでちょっと面白かったです。これが悪天候の時だとどんなことを書いてもらえるのでしょう、書くことすらも拒否されてしまいますかね?

雲がサ~と流れて、その影も一緒に動きます。

畚でいっぷく!

畚で”いっぷく”するだけのイベント。

眼下には渋めの紅葉、見返峠まで続く樹海ラインと八幡平のなだら~かな山並み。見返峠駐車場は”満車”の状態が続いたそうです。

晴天に恵まれ、畚岳が最高の日に大勢の方たちがこの景色を眺めて口々に褒めてくれたと思います。

モッコちゃん、今日は一ぱい褒められたね。

   あべ