1月24日(日)風も無く穏やかなお天気の中、「真冬の大泥火山in後生掛」を開催しました。

先ずは開会式と準備運動。

このところのお天気で雪が締まり歩きやすくはなっていますが、やはり登りは大変です。
がんばってーっ!

頑張って登り切った高台からは、もっちりとして見える雪の噴気地帯の向こうに国見台や毛せん峠が。

皆さん、スマホで撮影した写真をチェック中。
綺麗に撮れたかな?

薄っすらと雲が掛かった空に太陽がぼんやりと輝き、その周りにはハロが見えました。

雪面にリスの足跡が残されています。

夜間の冷え込みが強かったようで、あちらこちらで霧氷が見られました。
キタゴヨウの葉も、霧氷に覆われています。

お天気が良いと、動物たちの動きも活発になります。
キラキラ輝く雪の上に、アカネズミさんのものと思われる足跡が残されていました。
スッと、しっぽを引きずった跡が見られます。

雪大福。
もっちり、もったり。

噴気地帯では、露わになった地面の霜柱にまで霧氷が着いています。

何の足跡だろう?と思いながら歩いていると、ヤマシギが飛び立っていきました。
あまりに急で、写真に撮れなかった…

大泥火山に到着。

今日も、ボコッ、ボコッと泥を噴き上げています。

大泥火山で一体何が…
まあ、それは参加した人のみが知るってやつです。

大泥火山を後にして、大湯沼に向かいます。
途中、木の枝に付いた霧氷を一枚。

噴気地帯を大湯沼へ向かいます。

私たちの気配に、雪大福の間からコガモが飛び出しました。
ヤマシギの時のリベンジ。
今度は写真を撮れました!

途中の丘の上から、遠く南八甲田の山々の姿が望めました。

大湯沼。
ブナ林の裾野を大きく広げた国見台がどっしりと構えて、濛濛と湯気を上げる大湯沼を見下ろしています。

最近の大湯沼は、手前側の泥火山が活発に活動しています。
あっちでボコボコ、こっちでボコボコ…

屋根に大きな雪庇が出来た東屋の横を通って、大湯沼が見下ろせる高台へと向かいましょう。

ウサギとテンの足跡。
これまで、雪が降り続いてる間には見られなかった光景です。

高台から見下ろす大湯沼。
奥側から激しく、水面からは静かに湯気が上ります。

見下ろす参加者。
後ろには広い雪原が広がっています…

という事で… 
ってどうゆう事?
とにかく、雪原をフリーウォークで激しく湯気の上る沼の奥側へと行ってみましょう。

激しく噴気が立ち上り、噴湯の勢いも中々の見ものです。
あまり近づくと危ないですよー。

雪玉ころころ帰り道。

東屋に寄って、雪庇を内側から見てみました。
綺麗に雪の層が出来ています。
この層の数だけ雪が降りました。
いや、もっとだな…

噴気孔の周りの雪にも霧氷が出来ています。
こういった現象も、じっくり見ると面白いものです。

雪の上に映り込む影。
影絵を見ているようで面白い…

私たちの歩いた跡が、しっかりと雪面に残っていました。

そして、もちろん最後は尻すべり。
初参加の方も、そうでない方も、誰もが笑顔になり童心に返って楽しめる一瞬です。

今回は、本当に穏やかで良いお天気に恵まれたイベントになりました。
ここ最近のお天気で雪は締まってきましたが、それでも一歩雪原に足を踏み入れるとサラサラな雪を体感できます。
とは言いつつも、雪はその日ごとに様子が変わります。
皆さんも、その日一度きりの八幡平の雪を体験してみませんか。

            くどう