例年にないような暑さの日が続いた八幡平も、彼岸を過ぎる頃には急に秋らしい寒さになりました。
こんな日は、あたたかい室内でじっくりと手作り体験でもいたしましょう。
今日作るのは、可愛いふくろう。自然の素材を使って、5羽作ります。
材料は、案内人の田中さん(写真左)が集めてきてくれました。
山の素材はもちろん、麓で集めたものたちも。
胴体に使うために手に持っているのは、熟す前に採取した松ぼっくり。
これが樹上で熟して乾燥するとおなじみの形に開き、中から種が風に乗って飛んでいくのです。
ふくろうの目の部分は、どんぐり類の殻斗(帽子)の部分。接着するまでは、いろいろ仮置きしほうだい。
お帽子もかぶせちゃう。
オオウバユリの羽をつけて完成したふくろうたちは、ちょっととぼけた、ほんわかしたお顔。
見ていると思わず笑顔になります。
今回のイベント名には、案内人さんが「福朗作り」というとても素敵な当て字をつけてくれました。
参加者の皆さんも、いろいろな思いを込めて福朗たちを作ってくれたようです。
「自分でじっくり手をかけて作ったものだから、余計に愛着がわく」との感想をいただきました。
皆様のもとに、福朗たちが「朗らかな福」を連れてきてくれますように!