八幡平ビジターセンターが位置する大沼後生掛地区では7月~10月ツキノワグマの出没状況を把握するためのパトロールを行っています。例年7月中旬~8月中旬からクマが湿原に集まり、大沼後生掛地区での目撃が多くなります。散策の際はクマと出会わないための対策をお願いします。熊鈴を鳴らしたり、手をたたいて音を出すなど、人の存在を事前にクマに気づかせることで、クマが人を避け、遭遇を避けることができます。車道沿いで目撃した際は、写真撮影のために車を停車させたり、エサやりをしたりしないようご協力お願いいたします。※国立公園内での野生動物へのエサやりは法律で禁止されています。

7月21日の夕方、カメラ④に映った成獣。ミズバショウの実や葉を採食中。

大沼東側木道沿い。ミズバショウの葉を食べた痕。

朽木を崩した痕。蟻を探していたのでしょうか?

ここ1週間ぐらいはクマの糞を道路で見かけるようになりました。

7月23日の夕方、カメラ④に映った成獣。ミズバショウの実をバリバリ食べています。

7月22日の日中、カメラ⑧に映った成獣。周囲の様子をうかかがってから歩き始めました。