
週末ひさびさの天気に恵まれた7日(土)、夕方山頂周辺散策路を巡回してきました。雪解けが進んでおり、散策路の7割ぐらいは石畳歩道や木道が出てきています。
【開花状況】
八幡沼湿原 | 石畳歩道沿い | |
咲き始め | ワタスゲ、ミズバショウ | ショウジョウバカマ、ミツバオウレン、コミヤマカタバミ、ミネザクラ |
見 頃 | ワタスゲ、ミズバショウ | ショウジョウバカマ、ミヤマスミレ |
終 盤 | アキタブキ(フキノトウ) |

登山口付近はすっかり雪がとけ初夏のふんいき。


石畳の階段を上り、眼下に望む見返峠駐車場。ドラゴンアイの人気で夕方も多くの方が訪れています。

ピンク色の筋模様があざやかなコミヤマカタバミ。

石畳歩道のつきあたり、木道の階段に取り付いてオオシラビソの樹林に入っていくと残雪区間。竹竿道標を目印に歩きます。前方に水面が開いた八幡沼が見えます。

八幡沼目指して残雪の上を進むと、木道が出始めていました。


木道の縁に姿を見せ始めたミズバショウやワタスゲ。

八幡沼湿原の南側はすっかり雪がとけ一直線の木道が続きます。

八幡沼湿原北側。

八幡沼の水際を歩くコの字型の木道部分も雪がとけていました。最後に残った雪層が流氷のようにゆっくり流されていました。

雪解けが進む陵雲荘前の湿原。

八幡沼展望台付近からの眺め。残雪と水面の青が夕陽をあびて鮮やかでした。

周囲に雪が残るガマ沼。

ガマ沼付近ではミネザクラが咲き始めていました。

八幡平山頂。

山頂展望台~メガネ沼の区間もオオシラビソの樹林帯。まだ残雪が多いです。

メガネ沼上部。オオシラビソの木々の向こうに翡翠色のメガネ沼の水面が見えました。

ドラゴンアイ(鏡沼)の夕景。夕方ですが多くの方が訪れていました。中央部に水がしみだし、最終的に貫通し沼の水面が現れる現象を「開眼」と呼んでいますが、今年はどんな情景を見せてくれるでしょうか? 見頃はもう少し続きそうです。