毎年恒例、ブナの落ち葉染めの季節がやってまいりました。
会場は、晩秋の気配漂う後生掛(大沼)キャンプ場。

今年はブナの色付きがゆっくり進んでいる印象があり、少し心配していたのですが
ちゃんと当日までにたっぷりと落ち葉を提供してくれました。
会場周辺で落ち葉拾いをしてきれいに洗い、煮出して染液を作るところからスタート。
大漁大漁♪

当日はとても冷え込んだ(八幡平山頂では初雪!)のですが、会場の中はたっぷりの染液を煮出しているのでほかほか。
薬草茶のような甘い匂いが漂う中、好きな布を染めていきます。

これまたどちらもなつかしの手ぬぐい・・・・・・!(涙)
実はコットンは下処理をしないと染まりづらいのですが、実験もかねて・・・。さてどうなるか?

シルクはぎゅんぎゅんに染液の色を吸って、落ち葉色に染まっていきます。
何度か染め作業を繰り返したら、水洗いをしてやさしく押して干します。
ぎゅーっと絞っちゃだめよー。

素敵な作品が完成!
手ぬぐいは淡ーいピンク色に染まりました。これに重ね染めをしても楽しそう!

ブナ染めは、新鮮な落ち葉(?)が手に入るこの時期限定の草木染め。
来年はみなさんもいかがですか?