八幡平ビジターセンターが位置する後生掛大沼地区では7月~10月ツキノワグマの出没状況を把握するためのパトロールを行っています。この1週間では8回ほどクマが映っていました。早朝、夕方、夜間などに映っています。ウワミズザクラなどの液果が食べごろで、ブナやミズナラの実も完熟期になっています。散策の際は樹上にも注意を払いながらクマと出会わないための対策をお願いします。熊鈴を鳴らしたり、手をたたいて音を出すなど、人の存在を事前にクマに気づかせることで、クマが人を避け、遭遇を避けることができます。

午前9時にキャンプ場付近のカメラに映ったツキノワグマ
日没後、大沼自然探勝路を歩くツキノワグマ

たわわに実るウワミズザクラ