あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 新年最初のイベントは八幡平の山毛森(ぶなもり)の冬山歩きからはじまります。
仕事始めの今日、八幡平の山々はガスに覆われ静かに佇む中、スノーシューイベント『山毛森(ぶなもり)の主に逢いに行こう』の下見を行いました。

 まず我々を迎えてくれたのはブナを始めとする木々を白く覆った霧氷たち。遠くからでは分かりませんが、小さな幻想的な世界を造り出しています。この霧氷、冬ならいつでも見れるわけではなく、条件がそろった厳しい冬の寒さの八幡平だからこそ見ることができる特別なものなのです。

ブナにも、

コケにも、

ここにも、

あそこにも、

あんなところや、

こんなところにも、


辺り一帯が霧氷で覆われており、その世界に吸い込まれそうになります。

 また、目を凝らせば

 樹皮にはクマや小動物の爪痕やキツツキが突いた跡など、たくさんの八幡平で暮らす生き物たちの痕跡を見ることができます。雪が音を吸って恐ろしいほどに無音の世界となりますが、まるで彼らの生きている音が聞こえてきそうですね。
 本日はこのような姿の山毛森に出会うことが出来ましたが、イベント当日はどのような姿の山毛森に出会うことができるのでしょうか。

                                        こばやし