皆様あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
1月4日の朝、とりあえず里は雪も降らずにいたので、1月9日開催の「山毛森の主に逢いに行こう」の下見に行ってきました。
里でお天気が良いからといって、山も良いわけではなくて、標高があがるにつれて雪の降り方が激しくなっていきました。
秋田八幡平スキー場到着時は吹雪。
これは新年早々、なかなか良い感じです…
一瞬、雪と風が弱まり、ぼんやりと太陽の光が見えたところでスタートです。
風の影響をあまり受けないブナ林の中は、ふわふわと柔らかで真っ白な雪を身に纏った木々がお出迎えです。
そんな事を言っている傍から荒れだすお天気。
さらさらの細かな軽い雪が風に煽られて舞い、辺りを白一色に飲み込んでしまいそうです。
そんな景色の中を膝丈以上、時には腰までも埋まりながらも、雪の感触を確かめながらラッセル。
雪は、強まったり弱まったりを繰り返しています。
こんなお天気でも、動物たちは活動中。
せっかく足跡を見つけたのですが、あまりに軽く柔らかい雪はすぐに崩れ、更にどんどん降る雪にみるみるうちに消されていきます。
そして、木の枝に積もった雪のもっちり感が良い感じ。
容赦なく降り続ける雪…
山毛森の主、ミズナラの巨木。
この時期にしては例年よりも1メートル以上も雪が少なく、その分、大きく感じられます。
一瞬の晴れ間。
木々の間から差し込む僅かな光が、雪持ちの木々を美しく浮かび上がらせます。
今回の下見は、お天気には恵まれませんでしたが、冬の森の厳しさと美しさ、深い新雪の感触を体感することが出来ました。
イベント当日は、これら以外にも様々な物を見たり体感して頂けたらと思っています。
お天気が良ければ、もっと美しい光景を目にしたり、生き物たちの力強さなども感じられます。
冬の森を満喫してみませんか?
先ずは、お天気が良くなることを願います。
くどう