晴天は望めなくても、せめて曇りで・・・とは思いつつも小雨降る中の開催となりました。

八幡平一合目の「八幡平神社」を出発です。

この辺はビジターセンターのある大沼より少し標高が低いのでほとんど紅葉はありません。

それでも少し上がっただけでブナの二次林の黄葉はここにも来ていました。

ミッション「大人の赤を探せ!」結局自分で探すことになってしまったのですが、コマユミの赤はまさしくこれ!と皆さんはうなずいてくれました。”コマユミの赤は渋い”

ただただ黙々と歩いていますが、皆さんの表情はまさしく、ふけの湯古道を歩く湯治客のそれじゃないですか。

黙々と歩いている皆さんに疲労の色が見えた時、ちょうどいい具合に山ブドウが見えて紹介をしています。見るだけで頭の中に酸味がジワッーと浮かんで皆さんリフレッシュしました。

空腹を感じた頃ちょうど八幡平四合目の「よんご沼」に到着です。

いつの間にか雨はやみ、合羽を脱いだ人もいます。貸し切り「よんご沼」の食事場所を物色されている皆さん。

紅葉と静かな水面に映る逆さ風景。お目が高い!やっぱりここなのでしょうね。

どんなに疲れていても、カメラを向けると笑顔になってしまう皆さん。特に今回の皆さんは全員カメラ目線、とってもいい顔です。

そして、きっとある!と思っていたクマ棚を見つけました。いるだろうなと思っていましたけど、やっぱりいたんですね、と皆さん。おっかなびっくりで興味半分。でも、この人数がやってきたらクマだってきっと・・・と思います。

クマ棚が架かったブナの下には枝がたくさん落ちていました。

あっ!ここにかじった跡がある!!

この「ふけの湯古道」とは別名「ジープ道」とも呼ばれ、当時の人も、荷を背にした馬も通った道ですが、冬はスキーのツアーコースとしても使われました。八幡平山頂の樹氷原を訪れた人たちはふけの湯を経由し、この指導標を探しながら1合目八幡平神社を目指したのだそうです。

そして「大谷地湿原」到着。

金色の湿原、湿原を取り囲む赤や黄色の紅葉、少しだけ青空も見えています。雨はいつ上がったのでしょう。

ダケカンバの黄色と白い幹がいいね!と目の肥えた皆さん。

日程の都合上、長沼には向かわず、ふけの湯古道を一路ふけの湯へ。

ふけの湯が見えると一同さすがに安どの表情。少々疲れましたがこの景色の中では自然と笑顔になってしまいました。

昔、この道を歩いた湯治客の人たちは国鉄の駅から鍋・釜、食材を担いで一日かけて歩いたとか。湯治とは温泉に入るだけ、疲れをいやすだけではない効果があるから訪れる人が絶えないのでしょうね。

現在の私たちが歩いてみた景色や休んだ場所は当時のまま、疲れても、汗を流しても楽しい、療養とレクリェーションみたいなものかなと思い、これがあるから頑張れる、湯治とは非日常の”贅沢なひと時”とも思ってしまいます。