毎年この時期恒例のイベントとなった「ミツロウワークショップ」。
いつもなら梅雨時の少し涼しい中での開催となるのですが、
今年は空梅雨で暑い!!!!

ろうそくの芯を溶けたミツロウに浸けては上げ、浸けては上げを繰り返す「ディッピング」という昔ながらの製法でキャンドルを作ります。
ここから本当に太くなるのか、と、参加者様の顔に不安がよぎるのを私は見てしまいました。頑張って・・・!

上げだり~
下げだり~
・・・一人でやるのは苦行ですね。でも、和気あいあいと作業するから時間もあっという間に過ぎますよ。
そして、ある時を境にキャンドルは急に太さを増します。

かれこれ1時間半、こんなに立派なミツロウキャンドルが完成しました!!

今回はちいさなお客様もいたので、リースみたいに飾り付けるワックスバー作りもやってみました。

できた~!拍手~!
「これね、"にしきぎづか"だよ」
・・・鹿角の悲恋の伝説が残る、あの「錦木塚」をモチーフにしたとな・・・!渋いぞ!!

お菓子の型にロウを流しいれて、ミニキャンドルも作ってみました。

型からパコっときれいに外れる瞬間が快感です。

それぞれ、素敵な作品が完成しました!
「もったいなくて使えない~」の声があちこちから。あんなに頑張って作ったんですもんね~。
でもこの機会にぜひ使ってみて、ミツロウキャンドルのあたたかい光を体感してみてほしいものです。

体験する前には、案内人の古川さんからミツバチについてのレクチャーがあり、
ミツロウが貴重な素材であることやミツバチの生態、その数が減少していることなど、
さまざまなことをお伺いしました。
ミツバチあってのミツロウ。ハチミツも含め、いきものが命をかけて作ったものを頂戴していることを
あらためて感じました。
彼らと仲良くさせてもらうため、ずっと共存していくためにできることは何だろう、と
考えるきっかけになったなら嬉しいです。
ご参加ありがとうございました!