涼しいはずの高原地帯ですが、夏の太陽は容赦なく照り付けます。木陰は日差しが和らぎ涼しくも感じます。8月も半ばを過ぎると高原の夏は足早に過ぎ去っていきます。

【開花情報】

咲き始めハンゴンソウ、アカバナ、ゴマナ、
見 頃サワギキョウ、ミゾソバ、ドクゼリ、シシウド
シロバナトウウチソウ、タチギボウシ、
終 盤ヤマハハコ、エゾアジサイ、ミズギク、
ノリウツギ、コウホネ、イワオトギリ

ダケカンバの林の中で朝日を浴びるオオアカゲラ。

ヨツバヒヨドリの蜜を吸うアサギマダラのメス。

アサギマダラのオスは後ろの羽に黒い斑点があり、そこでオスとメスを見分けることが出来ます。

オオウラギンスジヒョウモンのメス。

ミドリヒョウモン(左)とオオウラギンスジヒョウモン(右)のオス。オスはメスより、明るい色をしています。

小さく可憐な花を咲かせるアカバナ。咲き始めの花は色が濃いようです。

夏の終わり頃に咲くゴマナ。調味料に使われるゴマの葉に似ていることから名前が付きました。

朝晩は気温が下がり、少しずつ秋の気配を漂わせる大沼周辺です。今年はブナの実が大凶作なため、クマたち動物にとっては食べ物が少ない厳しい秋になりそうです。

クマの目撃情報が多数寄せられています。クマに合わないよう熊鈴を鳴らすなど熊対策をして散策をお楽しみください。

      ふるや