八幡平ビジターセンターが位置する大沼後生掛地区では7月~10月ツキノワグマの出没状況を把握するためのパトロールを行っています。例年7月中旬頃からクマが湿原に集まり始め、大沼後生掛地区での目撃が多くなります。散策の際はクマと出会わないための対策をお願いします。熊鈴を鳴らしたり、手をたたいて音を出すなど、人の存在を事前にクマに気づかせることで、クマが人を避け、遭遇を避けることができます。車道沿いで目撃した際は、写真撮影のために車を停車させたり、エサやりをしたりしないようご協力お願いいたします。※国立公園内での野生動物へのエサやりは法律で禁止されています。

7月15日の早朝、カメラ②にに映った成獣。木道から身を乗り出してエサを探しているようです。

カメラ②付近の木道脇。クマが朽ち木を剥いだ痕がありました。

7月13日の朝、カメラ③に映った成獣。木道に寝ころび、身体を掻いてくつろいでいます。

7月13日朝、カメラ③に映った成獣2頭。手前のクマは手で枝を引き寄せて葉などを食べていて、奥のクマもミズバショウの実を手で抑えて食べています。