9月に入り、朝の気温が15℃前後になり、八幡平山頂は秋の気配が感じられるようになってきました。
 9月6日現在、高山植物はミヤマセンキュウ、ウメバチソウ、エゾオヤマリンドウ、ウゴアザミ、アオモリアザミ、ナンブアザミ、ゴマナ等が咲いています。個体によっては実になり始めているものも多く、花の季節は終盤になってきています。樹木ではナナカマド、ウラジロナナカマド、ミネザクラ、オオカメノキのなどの葉が色づき始め、湿原の草も黄色くなってきました。キスゲ通りのニッコウキスゲが黄色くなり始めているのがきれいでした。

歩き始め。石畳の散策路は霧に包まれていますが、天気は回復に向かっている気配です。
ウゴアザミ
ウラジロナナカマドの実。朱色が鮮やか。
鏡沼に到着すると雲の隙間から青空がのぞいていました。
草刈り作業をしたばかりで石畳歩道沿いがすっきり歩きやすくなっています。
ナナカマドの紅葉
ハリブキの実はツヤツヤ光沢感があります
オオカメノキの実
ミネザクラの葉
ナンブアザミ
ナナカマドの紅葉

シラネニンジンの実

クルマユリの実
エゾオヤマリンドウとミヤマアキノキリンソウ
花期を終えたアオモリアザミ
八幡沼につく頃に青空がひろがってきました。
トウゲブキと八幡沼
ネバリノギランの紅葉
シロバナトウウチソウ
アカモノ
陵雲莊付近の湿原とタチギボウシ

色が変わり始めた湿原の草。風に揺れる穂はヌマガヤでしょうか?

青空に雲が浮かぶ八幡沼湿原
木道沿いに咲くエゾオヤマリンドウ
水面に青空を映す「みくり沼」
八幡沼に東側、キスゲ通りではニッコウキスゲの葉が色づき始めていました。
ニッコウキスゲの葉
八幡沼南側。草紅葉のグラデーションは日々変化していきます。
イワイチョウの黄葉
タチギボウシの実