8月24日(土)、前夜の雨が上がり朝から気温も上昇する中で「快適サイクリング&「曽利ノ滝」滝つぼトレック」を開催しました。
電動アシスト付マウンテンバイクに跨って、マイナスイオン溢れる曽利ノ滝を目指して出発です。
ビジターセンターを出発してアスピーテラインを快走。
風になって国道341号線との合流点まで一気に下ります。
気温が高いだけに全身で受ける風が心地好く感じられます。
木漏れ日の341号線。
上り坂が続きますが、アシストを使ってスイスイ。
ただ走るだけじゃ勿体ない。
途中で休憩を取りながら自然解説を挟んでいきます。
紹介しているのは…
特定外来植物、オオハンゴンソウ。
観賞用に持ち込まれたものですが、野生化して大繁殖しています。
その繁殖力の強さに、在来植物の生存が脅かされています。
花には罪は無いんですけどね…
広がる青空の下、周囲の緑は少しだけ黄色味を帯び始めていて秋の雰囲気が漂っています。
何を見つけたの?
フクラスズメという蛾の幼虫でした。
体を持ち上げて激しく左右に振って威嚇する様子が可愛かったですよ。
曽利ノ滝の入り口に到着。
ここからは徒歩で滝つぼを目指します。
大きなコメツガの木に残されたツキノワグマの皮剥ぎの跡を観察。
爪痕、牙の痕、体毛も残されていました。
キノコの姿が目立つ季節になってきました。
見付けたのはムラサキフウセンタケにチチタケ。
これから、どんどん秋のキノコが見られるようになります。
チョコ○ール?
ニホンカモシカのフン。
坂道をゆっくり下って、木立の間に白く一筋の流れが見えてきました。
まだ距離はありますが緑の中を流れ落ちる滝を見ると、既に涼しさが伝わってきます。
辿り着いた曽利ノ滝は、これまでの行程の暑さとは違ってヒンヤリとした空気が漂う異空間。
風に乗って霧の様に舞う飛沫が汗ばんだ身体に心地好く感じられました。
勢い良く流れ落ちる滝を写真に収めてお昼休憩です。
滝を堪能して、最後は自転車のアシスト機能をフルに使ってアスピーテラインをビジターセンターに帰ります。
今回は日射しが強く気温の高い中での開催となりましたが、自転車で風を切って走る爽快感や滝つぼでの清涼感を感じ取ることが出来たイベントになったのではないかと思います。
何と言っても、電動アシストで上り坂もラクラクなのが良いですね。
電動アシストは慣れるとめちゃくちゃ楽ですよ。
くどう