良い天気に恵まれた3連休7月15日に畚岳の様子を見に行ってきました。登山道沿いは夏の花々が見ごろで、なかでもハクサンボウフウやイブキゼリモドキなどのセリ科の白が目立っていて、小さなカミキリムシの仲間がたくさん集まっていました。ニッコウキスゲやタカネニガナ、ミヤマコウゾリナなどの黄色の花も目立っています。蒸し暑い一日でしたが、時折ぬけていく風が心地よく多くの登山者の方とすれ違いました。
畚岳登山口付近の眼下に広がる湿原。ニッコウキスゲ、カラマツソウ、コバイケイソウなどが群落で咲いています。
歩き始めるとハクサンボウフウ、イブキゼリモドキなどセリ科の花が目立っています。
ミヤマホツツジが咲き始めていました。
ミヤマコウゾリナ
ネバリノギラン
マルバシモツケ
ナンゴクミネカエデの葉
湿原を見下ろす展望ポイント。風が心地よく感じます。
オオシラビソの枯れ枝の先でアオジが囀っていました。
ニッコウキスゲとハクサンボウフウ
アオモリアザミ
ゴヨウイチゴの花は花弁がありません。
ギンリョウソウ
エンレイソウの実
イワハゼ(アカモノ)はそろそろ終盤です。白い花が地面にパラパラ落ちていました。
イワナシの実
セリ科の花にカミキリムシの仲間がたくさん集まっていました。
畚岳山頂付近、白と黄色であざやかな登山道
タカネアオヤギソウ
クルマユリ
畚岳山頂。アキアカネが飛び交っていました。
畚岳山頂のハイマツ。実をつついた痕がありました。ホシガラスでしょうか?
下山中、ホシガラスの姿を見ることができました。
登山道沿いのオオシラビソ。風の影響で盆栽のように低木化しています。今枝先の芽吹きが鮮やかです。