本日は地域の関係機関が集まり、高山植物盗掘防止パトロールが行われました。八幡平山頂周回コース周辺は国立公園の特別保護地区に指定されており、すべての植物の採取が禁止されています。雪解けとともに一斉に咲き始めた高山植物を見ながらのパトロール。盗掘等の痕はなく、ゴミも少ないという結果でした。多くの方がマナーを守って利用していただいていることが確認でき、ありがたかったです。

残雪期、多くの来訪者でにぎわった鏡沼。水面に景色を映す本来の姿になっています。

開き始めたばかりのクリーム色のキヌガサソウ。石畳歩道沿いにところどころ咲いています。

ズダヤクシュ

コミヤマカタバミ

山頂展望台。花をつけたオオシラビソの木が一本ありました。

山頂展望台から八幡沼方面へ進むと湿原を白く染まっていました。
ヒナザクラの群落です。

ハクサンチドリも今見頃です。

八幡沼。沼の周囲は平坦な湿原地帯になっています。

アオノツガザクラ。陵雲莊の前で目立って咲いていました。

チングルマもたくさん咲き始めています。

ワタスゲの穂も膨らみ始めていました。

ミズバショウ

ミツガシワ

チングルマとイワカガミ

八幡沼南側湿原ではヒメシャクナゲも咲き始めていました。とても小さいです。

イワイチョウ

コバイケイソウもつぼみが膨らみ始めていました。

八幡沼南側の木道の坂道、雪解けが遅い場所なのでシラネアオイがきれいに咲いていました。紫色が濃く、中心の白が目立っていました。