梅雨の中休みの青空が広がる7月2日、電動アシスト付き自転車でちょっと遠くへ出かけてみようと「e-bike」で国立公園を走ろう&自然観察 曽利滝・大場谷地コースの下見に行ってきました。
深緑の国立公園をe-bikeでスイスイ走って自然観察も楽しんじゃうお得なイベントです。
ビジターセンターを出発して、木漏れ日のアスピーテラインを風になって駆け抜け大場谷地を目指します。
深緑のトンネルを抜け、あっという間に国道341号線との合流点に。
休憩をとりながら、桑の実やウラギンヒョウモンを観察。
国道341号線を大場谷地方面へ。
ここからは登りがメインになりますが、電動アシストで楽々。
時折止まっては、休憩がてらに道脇の植物たちを観察。
曽利滝を見に。
森に入ると、メボソムシクイやシジュウカラなどの小鳥たちがお出迎え。
綺麗な声が、あちらこちらから聞こえてきます。
水が轟々と激しい音を立てて流れ落ちる曽利滝。
その雄々しい姿は圧巻ですが、背後の岩の隙間から滴り落ちる幾筋もの小さな流れも良い風景です。
国道に戻り、再びe-bikeに乗って辿り着いた大場谷地はニッコウキスゲが最盛期を迎えていました。
白い細かな花を沢山咲かせていたのはサワフタギ。
その葉を懸命に食べていた派手派手の奴はシロシタホタルガの幼虫。
触ってはいけない奴だけど、この模様が気になって暫く観察させてもらいました。
それにしても綺麗なニッコウキスゲたち。
思わずため息が出る程でした。
もう帰るのをやめて、ずーっと眺めていたくなるような光景が広がりますが、そんな事も言ってはいられず…
じっくりと、この美しい風景を堪能する事が出来ました。
咲いているのはニッコウキスゲだけではありません。
モミジカラマツも咲き始め、アカモノやゴゼンタチバナも最盛期。
美しい花々に別れを告げてビジターセンターへ。
帰りの道のりも、電動アシストならではの軽快感と爽快感を感じながら心地好い風を受けて走る事が出来ました。
今回の下見は、思いもよらず良いお天気の中で行う事が出来ました。
車を走らせればあっという間の行程、歩けば大変な行程ですが、電動アシスト付き自転車で風を感じながら走るのは心地好くて仕方ありませんでした。
ちょっとしたポイントで止まって、ゆっくり自然観察が出来るのもe-bikeならではだと思います。
そして美しい光景に出逢い、自然と一体になったような気持にもなれました。
イベント当日も、参加者の皆さんに同じような気持ちになってもらえたらと思っています。
くどう