昨日14日は午前中は前夜の雨が残り、加えての濃霧と強風という荒れた天気でしたが、昼過ぎから太陽の勢力が勝って霧が抜け、風も徐々に収まり一転穏やかな秋晴れに。そんな中、山頂~八幡沼を巡回してきました。秋色が増した八幡平周辺の様子をお伝えします。
八幡沼湿原 | 石畳歩道沿い | |
咲き始め | ||
見 頃 | エゾオヤマリンドウ | エゾオヤマリンドウ、ヤマハハコ、トリカブト、ハンゴンソウ、ノコンギク |
終 盤 | ミヤマアキノキリンソウ | アオモリアザミ、ナンブアザミ、シロバナトウウチソウ、ゴマナ、ウメバチソウ、ミヤマセンキュウ、イワオトギリ、ミヤマアキノキリンソウ |

石畳歩道沿い。まだまだ青々しているように見えますが、草木が少しずつ色付いてきています。個別に見てみると・・・


色付き始めたミネカエデ、少し前まで赤い実を付けていたオオバタケシマランの葉は黄色に変化中。


ツツジの仲間、オオバスノキや春先に白い花を咲かせるオオカメノキは赤色に変化中。

メガネ沼の斜面。前回に引き続きイワイチョウの葉が黄色く色づいています。

八幡平山頂~ガマ沼・八幡沼展望台の石畳の歩道沿いでは、色のトーンが落ちた草葉の中で青色鮮やかに咲くエゾオヤマリンドウがたくさん見られます。

ガマ沼周辺のミネザクラは赤色に変化中。

秋の装いになりつつある八幡沼展望



草紅葉が進む八幡沼湿原の様子

八幡平山頂散策路周辺のフキが何者かに食べられています。葉をめくったりして何の仕業か探してみたものの分かりませんでした。芸術的とも見えるけど、ちょっと酷い…。

登山口である頂上入口から少し進んだところで狂い咲きのキンポウゲの花を見つけました。気温の高い日が長かったから、体内時計が狂ってしまったのかな?他にも狂い咲きしている花がないか探してみても面白いかもしれません。