26日、山頂~八幡沼を巡回してきました。沼の周辺や湿原の草葉の色が少しずつ色が変化していて、加えてイネ科の植物の穂も伸び、秋の雰囲気が一層増してきているように感じます。周回路沿いではリンドウが咲き始め、八幡平で咲く花としても紅葉に向けて終盤に差し掛かっていると感じます。

草葉の色が変わり始めたメガネ沼

秋の雰囲気が漂い始めた八幡沼湿原北側

八幡沼湿原石畳歩道沿い
咲き始め
見  頃エゾオヤマリンドウ、ウメバチソウ、ミヤマアキノキリンソウ、サワギキョウエゾオヤマリンドウ、ヤマハハコ、ミヤマアキノキリンソウ、ウメバチソウ、ミヤマセンキュウ、イブキゼリモドキ、シラネニンジン、ミヤマコウゾリナ、トリカブト、ヨツバヒヨドリ
終  盤タチギボウシ、シロバナトウウチソウ、シラネニンジン、ウゴアザミ、アオモリアザミ、シロバナトウウチソウ、タカネアオヤギソウ、ゴマナ、トウゲブキ

現在、山頂~八幡沼の周回路で鮮やかなのが青系の花々です。中でも石畳の歩道沿いでも八幡沼湿原の木道沿いでも見られるのがエゾオヤマリンドウ。

ウラジロナナカマドの実。アザミ類など今まで咲いていた花が終盤を迎え、見られる花が少なくなっていく中、写真のような赤い実が目につきます。花の時には気づかなかったオオバタケシマランも赤い実になり、あちらこちらで見つけることができます。

八幡沼の周りも草葉の色が変化してきている。

風景の広がりを感じる八幡沼湿原南側

八幡沼湿原ではエゾオヤマリンドウの他にサワギキョウも咲いています。

八幡沼湿原ではエゾオヤマリンドウと終盤に差し掛かっているもののまだ咲いているミヤマアキノキリンソウとの青と黄色のコントラストが見られます。

アスピーテラインが眼下に見え、岩手山や畚岳などの展望が開ける石畳歩道沿いではトリカブト、エゾオヤマリンドウなどが咲いています。

その他、見頃を過ぎ、終盤に差し掛かっているものの、アオモリアザミなどのアザミ類、ウメバチソウなどまだ見られます。また、数は多くないもののヨツバヒヨドリの淡いピンク色の花も見られます。