暑くなったり、寒くなったりで目まぐるしく天候が変わる、大沼周辺です。葦がぐんぐん伸び、背丈を超えるほどに成長して視界を遮る箇所があります。クマと出会わぬよう熊鈴を携帯するなどクマに注意してください。

【開花情報】

咲き始めネジバナ、ドクゼリ、アキノウナギツカミ、
タチギボウシ、コバノトンボソウ、
トリアシショウマ、ハイイヌツゲ
見 頃ハクサンシャクナゲ、コウホネ、オニシモツケ、
モウセンゴケ、ミヤマトウバナ
終 盤クロバナロウゲ、ガクウラジロヨウラク、
ツルコケモモ、ギンリョウソウ

コバノトンボソウ、ラン科ツレサギソウ属の多年草。

ネジバナ、ラン科ネジバナ属の多年草。花が花茎の周りに螺旋状に並んで咲く「ねじれた花序」が和名の由来です。

トリアシショウマ、ユキノシタ科チダケサシ属の多年草で、春の葉が開く前の若芽は、山菜として食べられているそうです。

ハイイヌツゲ、モチノキ科モチノキ属の常緑低木。多雪地に生えるイヌツゲの変種、地を這うように広がって生えるのが名前の由来。漢字で書くと「這犬柘植」、「ツゲ」と名前につきますがツゲ科のツゲとは違います。

夏を代表するような花のタチギボウシが咲き始めました。

アキアカネが羽を休めていました。暑いのが苦手なので涼しい高原で夏を過ごし秋になると里に下ります。

今の時期はあまり目立たない小さい花が多く咲いています。小さい花を探しながらゆっくり歩くと新しい発見があるかもしれません。

      ふるや