9月14日(土)、秋の心地よい天気に恵まれた中で「快適サイクリング&外来種駆除大作戦」を開催しました。
電動アシスト付自転車「e-bike」で駆除作業箇所へ向かいます。
アスピーテラインは、もちろんドライブも気持ちの良い道路ですが
せっかくなので車よりは少しゆっくり、季節の変わり目を感じながら走りましょう。
少しひんやりした空気と、緑の香りが心地よいです。
20分ほどで本日の駆除作業箇所へ。
午前中のターゲットはオオハンゴンソウです。
オオハンゴンソウの詳細はこちら→2202_特定外来生物_A4リーフデータ用_0328_fixout (env.go.jp)
ちなみに、こちらは3週間前の姿。
本来の花の部分は中央の茶色いところで、ここが結実して種ができます。
本来は開花する前に駆除作業ができればよいのですが、すでに種ができかかっている状態・・・。
そこでまず上部を先に袋の中に入れて摘んでしまい、そのあとゆっくりと引き抜き作業をしました。
すしざ〇まい。
およそ1時間の作業で33kgほどの成果となりました。
行きがひたすら下りだったということは、帰りはひたすら登り!
電動アシストが心強い~。
途中、道路沿いの待避所で休憩したり、大木を見上げたり、自然の落とし物を探したり、車では通り過ぎてしまうようなところから写真を撮ったり。
自転車移動の楽しさを堪能しました。
午後は後生掛(大沼)キャンプ場周辺で、セイヨウタンポポの駆除作業。
オオハンゴンソウは横に広範囲に根を這わせますが
セイヨウタンポポは地中深ーく根を張ります。
これを取りきるのは至難の業です・・・。
それでも1時間ほどで約5.5kgの成果となりました。
オオハンゴンソウもセイヨウタンポポも、人間が持ち込んだことで生息域を広げた植物。
彼らにとっては生きるための術であり、花に罪はないのですが、
在来の植物の生息を脅かすということで駆除の対象となっています。
みなさんにもこれをきっかけに外来種について興味を持っていただけたらな、と思います。
国立公園内では個人の判断で駆除することは規制されていますので、同様の活動を目にしたらぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
かさい