日中はまだ暑さも残りますが、秋風の爽やかさを感じられるようになった9月7日・8日の二日間、キャンプをしながらクラフトを楽しもうという事で、後生掛大沼キャンプ場を会場に「秋・クラフトキャンプ」を開催しました。
こんな感じでスプーンを作っていくのですが…
今回は丸太から材料を取るところから始めます。
まさかりと手斧で丸太を割っていきます。
頑張れーっ!
必要な長さに切ったら…
手斧で粗削り。
初めは怖いと言っていましたが、次第に慣れて削り方も上手に。
作りたいスプーンの形を思い描いて作業する皆さんの集中力が凄いです。
時間はたっぷりあるので休憩しながら頑張りましょう。
ナイフに持ち替えて削っていくと、どんどんスプーンの形に近づいていきます。
日が落ちる頃、焚火台に火を入れて夕ご飯の支度。
美味しいご飯が出来ました。
ランタンの灯りと満天の星空の下、風や森の音を聞きながら美味しいご飯を食べて夜は深けていきます。
二日目の朝、朝食の前に大沼の早朝散策。
朝露に濡れた木道に残るテンの足跡に沼の上空を飛ぶオシドリ。
色付いたナナカマドや湿原のエゾオヤマリンドウに着実に深まる秋を感じられます。
朝食の後に仕上げの作業を行ってスプーンの完成です。
思った通りのスプーンが出来たかな?
爽やかな青空の下、木漏れ日の中で作ったスプーンの出来栄えはいかがだったでしょうか。
「記念に飾る」「明日から使う」と声がありましたが、何より時間を忘れて一つの物を作り上げる楽しさを感じて貰えたのではと思っています。
自分で作ったスプーンで食べるご飯は最高に美味しいですよ。
くどう