当日の天気は快晴。眩しさを感じるほどの日差しとなりました。

後生掛温泉駐車場スタートなのですが、後生掛自然研究路に入るためにまず最初の難関が待ち構えています。雪の壁を脚立でよじ登りいざ出発です。

青空!

青空!!

とにかく青空が綺麗な日でした。

まずはブナ林の中のミズナラなどを観察しながら進みます。八幡平ビジターセンターのイベントはすべてブナに始まりブナに終わると言っても過言ではありません。

冠雪や枝についた霧氷がとても眩しく綺麗でした。

雪庇(雪が強風などによって張り出したもの)に注意しながら進みます。後生掛は噴気地帯が多く雪が積もらない場所が点在するため踏み抜きは禁物です。

噴気地帯では一面真っ白の景色とは違った風景を楽しむことができます。
日差しとパウダースノーと噴気が幻想的な世界を作り出します。

大泥火山に到着。

ほとんどが雪で覆われつつありますが今日もその元気な姿を見ることができました。

噴気がすごいです。

さらに噴気地帯を抜けていき、後生掛ならではの景色を堪能していきます。

次は大湯沼へ向かうのですが、先客が。テンの足跡が続いていました。

大湯沼からは国見台などに広がる稜線にできつつある樹氷を見ることができました。

そして本日のビッグイベント、尻滑りの開催です。

本日のパウダースノーのコンディションは最高。バックカントリー顔負けの雪しぶきを上げ滑っていきます。

みんないい表情をしています。

 今回イベントは天候にも恵まれつつも八幡平の厳冬期を見ることができ、笑顔の溢れる時間を共有出来たのではないかと思います。


 後生掛のトレッキングイベントは複数回開催していますが、これからもっともっと雪が降り八幡平の表情は変わっていき、また冬の八幡平を楽しめるイベントはまだまだあります。
 特別な冬を堪能したい方、ぜひ八幡平へお越しくださいませ。

                                    いちたろう