雨の音を聞きながらのんびり室内でなにかしたいなあ・・・という季節、
2週連続で手仕事のワークショップを行いました。
7月10日は「草木染めワークショップ」。
日の光を浴びてぐんぐん伸びた大沼湿原のヨシでストールを染めます。
ヨシは、散策路の歩行の妨げになる部分を刈り払ったもの。
せっかくなので、ヨシを刻んで煮出すところからみんなでやりましょう(^O^)
包丁やハサミでざくざく切った後、しっかり煮出した染液はヨシの色がばっちり移ってます。
つづいては染液に布を入れていきます。
シルクは沸騰しない温度の液に漬けゆるゆると動かしながら染め、
いっぽう綿や麻は液でくつくつと煮ながら染めていきます。
お昼をはさんで、染め→アルミ(みょうばん)媒染→水洗い、を3回ほど繰り返します。
ヨシがたっぷりあったので、午後も染液を新たに作りました。
いっぱい色を吸っておくれ~!
案内人さんが見せてくれたのは、海外の野蚕の繭。金ぴか!!
素材は様々でしたが、どれもしっかり色が入りました!
久々のヨシ染めはワクワクがいっぱいでした。
7月17日は「あけびつるでかご編みワークショップ」
”みだれ編み”という技法でフルーツかごを編みます。
輪っかにしたつるに残りのつるを井桁に差し込んで・・・
頭の丸みを使って深さを出します。
(この作業、毎回みなさん河童みたいになって可愛いのでつい写真を撮ってしまいます)
「みだれ編み」と言いながらも何気にルールの多い編み方に、
みなさん「???」と「!!」を繰り返しつつ、それでもしっかり形になっていきます。
持ち手はヤマブドウのつる。太さも形も様々です。どれを付けるか、熟考中・・・。