4月29日(木)前日の雨が上がりましたが空には雲が広がる中、「カタクリ満開 春の妖精たちを探そう」を開催しました。

集合場所の、志張温泉元湯入り口のバス停付近はヤマザクラが見頃。
ヒヨドリが花の蜜を吸いにきたり、ホオジロがスギのてっぺんで囀ったりと賑やかです。

参加者の皆さんがそろったところで志張ふれあい散策路へ移動。
志張温泉元湯のご主人に、散策路や周辺の事などをお話ししていただきました。
少々、お天気が心配ですが、散策開始です。

日差しは無いものの、周囲の林床にはカタクリやキクザキイチゲが花開いていました。
春の妖精たちの登場です。
いきなり見せちゃう思い切りの良さ!
この後、どう見せるか思案するくどーさんでした。
まあ、見るものは沢山あるさ。

ミズナラのドングリが落ち葉を突き破って根を伸ばしています。
この後芽が出てくるのですが、大きな木に成長でできるといいですね。

クロモジの鮮やかなレモン色の花が咲き始めています。

思わず足を止めてみてしまうカタクリの花。

それもそのはず、こんなにも沢山の春の妖精たちが、こちらに微笑みかけてくれています。

キブシの花がぷらぷら。

この花は雄花、花の中を覗いてみると雄しべが発達しているのが見て取れます。
残念ながら雌花は見つけずに終わってしまいました。

オオカメノキは蕾が小さなブロッコリーみたい。

ハウチワカエデの濃い赤の花が咲いていました。
カエデの類は紅葉のイメージが強く、「花が咲くの?」と言う方も時々ありますが、ちゃんと花を咲かせて種を着けて子孫を残していきます。
種類ごとに花が違うので観察してみてはいかがでしょうか。

今度はフキノトウの観察。
雄花と雌花の違いを見分けているところです。
普段は中々気にしないような事も、じっくり見て歩くと面白いですね。

日当たりなどの条件が良い場所はヤマザクラが見頃を迎えています。
この先、山のあちらこちらにヤマザクラの咲く様子が見られることでしょう。

日差しが無い割には風も無く、寒さも感じないので、お昼は川原でソーシャルディスタンスで。

お昼の間に拾った石たち。
八幡平周辺が海の底だった時代の地層の上に、八幡平や秋田焼山などの形成時の噴火、爆発時の噴出物の地層が重なっています。
これらを川が削り取った谷あいの場所なので、川原には両方の時代の石が見られます。
細かい事はさておき、海底だった時代の石、火山の噴出物と分けてみました。

再び妖精たちに会うために林床に。

エンレイソウも濃い紫の花をあちらこちらで咲かせていました。

ニリンそうも可憐な花を咲かせています。
一輪ずつしか咲いてないじゃないって言わないでください、ちゃんと二輪目の蕾が出ていますよ。

今回は雨の心配もありましたが、イベント中は雨には当たらずに過ごすことが出来ました。
日差しが無い割には、カタクリなどの花も開いていて、木々の花の様子も観察出来たりと、見どころは充分だったのではないかと思います。
1㎞、30分程で歩ける場所を一日歩くという、とんでもない?イベントですが、普段は気にも留めていないような物も見られるのが良いところです。
のんびりゆっくりと里山の春を楽しむのも良いものです。

             くどう