紅葉もピークをやや過ぎた大沼、そしてキャンプ場。
ブナの葉をはじめ、様々な木の葉が地面に降り積もっています。

今日は、そのブナの落ち葉がたっぷりあるからこそできるイベントです。
3名の方にご参加いただきました。
ちびっこ二人は、おうちの人と一緒に挑戦。
まずはブナの葉っぱの解説と、染め行程の説明。
案内人の古川さんが試し染めした手ぬぐいに、魅入ってしまいます。

ブナの落ち葉を煮出した液に下処理をした手ぬぐいを浸けこんで、色を布に移していきます。
何度か繰り返したら、水洗い。
作業中の写真が撮れなくって、ごめんなさい。染まったものがこちらになります↓

布を結んだり、輪ゴムで縛ったりするだけでもこんなに素敵な絞り模様ができます。
ブナの落ち葉の色が、しっかりと布に入っていい感じ!

お昼をはさんで、午後からは型染め作業。
染料の材料は、トチにエンジュに・・・と、こちらも自然のものばかり。なんだかおいしそう。

ステンシルの要領で、型の上から筆を使って染料をトントンとのせていきます。
おねえちゃんは自分でチャレンジ、ちびっこちゃんはお母さんといっしょにトントントン・・・

ほんとに初めて?と思うほど、みんな手慣れた感じでいらっしゃる。

あれ?ちびっこちゃん、早くも休憩だ(;・∀・)
ゴム手袋にそんな遊び方があったとは知らなかった。キャッキャしてます。
(そういえば、最初の段階でもう膨らましてたな・・・)

型紙を外す緊張の一瞬・・・
どどん!

か、かわいいー。とてもきれいな仕上がり!「思ったよりうまくいった~」と、笑顔笑顔。

こっちもできたよ~。どどん!
お姉ちゃんの幾何学模様もとてもきれい。

世界に一つの、ブナの色をとじこめた手ぬぐいが完成!

やっぱりブナの染め色は良いなあ・・・。
これをきっかけに、植物や自然の色に興味を持ってくれたら嬉しいなあと思います。
ご参加の皆さん、ありがとうございました!
そして準備のために何度も山へ足を運んでくださった案内人の古川さん、ありがとうございました!

スタッフさやね~