2月2日現在、八幡平(秋田県側)の樹氷探勝の拠点となる秋田八幡平スキー場の積雪は180cm。例年にない暖冬で、里の方では雨続き。田んぼの土も見えてきましたが、山の上では少し積雪が増えたようです。本日もスキー場周囲の樹々は積雪と霧氷で雪化粧されてきれいでした。
 樹氷は標高1500mの田代沼付近では、幹や枝のシルエットが見えていてまだ痩せています。標高1600mの藤助森付近まで行くと、こんもりと膨らんだ樹氷が形成されていました。
 積雪は例年に比べ1.5mぐらい少ない印象で、山頂へ向かうルート上は雪面に埋まっていない灌木類が多く、景色の印象がいつもと違います。また、ルート入口のアスピーテラインからの取り付き部分の積雪が十分でないため、登るとき少し苦労します。
 1月下旬から鹿角市山岳会による樹氷ルートの竹竿標識設置作業が行われており、2月2日時点で、藤助森まで目印がある状況です。