そろそろドラゴンアイに関するお問い合わせをいただく時期となりましたので、昨年掲載したものを更新しました。

Q.どこから行けばいいの?
A. ドラゴンアイは、「八幡平(はちまんたい)」山頂の登山道の途中にある火口湖”鏡沼”です。八幡平山頂見返峠(みかえりとうげ)駐車場からすぐの登山口から歩いて20分です。

Q.車の中や道路から見られる?
A.見られません。

Q.スニーカーでも歩けるよね?
A.絶対やめてください。登山口付近は雪がありませんが、ドラゴンアイ付近は雪道の斜面を歩きます。大変滑りやすく、毎年転倒によるケガが発生しています。スニーカー、ウォーキングシューズ、サンダルなどは厳禁です。靴底のしっかりした滑りにくいトレッキングシューズや、雪歩き用の長靴をお持ちください。山頂駐車場敷地内の施設では長靴やストックをレンタル(有料)していますのでご利用ください。
(なお、救急車到着までは1時間以上かかる場所です)

Q.どんな服装で行けばよいの?
A. ドラゴンアイは標高約1600mにあります。気候は、関東の標高2000m程度の山とほぼ同じです。天候によっては気温が10℃前後になることもあり、また風が強い日が多いため、ウインドブレーカーなどの「風を通さない羽織もの」をご持参ください

Q.ペットを連れて行っても良い?
A.申し訳ありませんが、散策路のペット同行はご遠慮お願いしています。八幡平は特にクマが多く生息する地域で、人間よりも感覚が鋭いペットがクマに気づいて吠えるなど、いたずらにクマを刺激する恐れがあるためです(クマがやぶに隠れてやり過ごそうとしているのにペットが気づいてしまうことが実際にある)。クマと適切な距離を取るためにも、地域マナーの尊重をお願いします。

Q.トイレはどこにあるの?
A. 山頂見返峠駐車場敷地内の「八幡平レストハウス」内にあります。駐車場までの渋滞が発生する可能性を考え、山麓部や中腹部の公衆トイレのご利用をお勧めします。

Q.駐車場は混雑する?
A.天候にもよりますが、ピークの時期は曜日に関わらず混雑します。土日は朝から午後まで最大数時間の駐車待ちの渋滞が発生します。特に岩手側からのルートが圧倒的に混雑します(「八幡平樹海ライン」は道路崩落のため通行止め措置中。山頂へは行けません)ので、秋田側からのルートのご利用もご検討ください。駐車場へは係員の指示に従ってお入りください。

Q.スタッドレスタイヤで行かないといけない?
A.要りません。ノーマルタイヤで通行可能です。
(5月中旬ころまでは降雪や道路凍結がざらにある場所です。道路管理者が朝6時の時点で「ノーマルタイヤでの通行不可」と判断した場合は、終日通行止め措置となる場合もありますのでご了承ください。)

Q.早朝や夜に行ってみたいんだけど・・・
A.5月中旬までは夜間通行止めのため、早朝や夜間に山頂方面へ行くことはできません。
夜間通行止め解除後は終日通行可能となりますが、八幡平は全域がツキノワグマの生息域のため、早朝や夜間などの人の少ない時間帯にドラゴンアイまで行かれる場合は、ツキノワグマ遭遇のリスクも高まります。クマ鈴の携帯、複数名での行動、霧が濃く風が強い(=見通しが悪く、音が聞き取りにくい)日は避けるなど、クマに出会わないための対策をお願いいたします。

Q.ドローンを飛ばしたいんだけど・・・
A.林野庁(東北森林管理局 秋田森林管理署)へ「入林届」の届け出が必要です。
【リンク】無人航空機を飛行させるための入林:東北森林管理局
自然の音に静かに耳を澄ませたい人や鳥の声を聴きたい人など八幡平へ来る目的はそれぞれです。
実際にドローンの飛行に関してトラブルとなった事例がありますので、許可を得た飛行であっても、その飛行が山のいきものや他の方々に迷惑をかけないかをいま一度お考えいただき、配慮をしてください。

Q.で、今どんな感じ?
A.5月上旬以降、八幡平ビジターセンターのホームページや、八幡平市観光協会さんのホームページで写真を更新(不定期)する予定です。ご来訪の参考にしてください。
付近の天候や駐車場の混雑状況は、山頂見返峠駐車場のライブカメラ(9:00~16:00)でご確認ください。
路面監視カメラ[見返峠(八幡平アスピーテライン)] - 岩手県道路情報提供サービス (douro.com)