僅かずつですが昼夜の寒暖差が大きくなり、気が付けば木々の色付きも進んでいます。
周辺のブナが黄色味を増し、湿原の草紅葉、灌木類も順調に色づいています。
湿原の入り口では色濃く染まったハウチワカエデがお出迎え。
早くに色付いたものには、散り始めているものもありますが、落ち葉の歩道を歩くのも楽しいものです。
日々色付きを増すブナたち。
草紅葉の湿原でレンゲツツジも赤味を増してきました。
歩道に掛かる様に伸びたアキノウナギツカミも赤くなる中、花の時期を間違えてしまったミツガシワの姿が見られました。
大沼北側のブナ林の中ではオオバクロモジの葉がレモンイエローに変化し始め、見上げると、まだ緑の多く感じるブナも黄色く色付いてきているのが良く判ります。
太陽が出ると木漏れ日に輝く黄葉が綺麗です。
ブナの林床、林縁では、日中に温められた空気が夜間も滞留しやすいので木々の色付きも少し遅くなります。
僅かな光の当たり具合、風の当たり具合の差で、色付きの具合にも変化が表れてきます。
大沼西側では湿原の草紅葉、黄色が目に眩しいミネカエデがピークを迎えようとしています。
予想より少し進捗が遅れている様に感じますが、それでも木々は綺麗に色づいてきています。
大沼の紅葉は10月10日~数日間が見頃になるかと思われますので、是非足を運んでみて下さい。
少しですが、他の場所の様子も紹介しますので参考にして下さい。
くどう
八幡平山頂付近は草紅葉がピークを迎え、ミネカエデ、オガラバナ、ミネザクラなどの灌木類の紅葉も見頃です。
蒸ノ湯休憩所付近はダケカンバやブナが黄色味を帯びてきました。
大谷地は湿原の草紅葉が見頃で、周囲の灌木類の色付きも進んでいます。
長沼は周囲の森が色付いています。
クッキリと綺麗な色合いになるまでもう少しです。