9月3日・4日、秋風が漂う後生掛大沼キャンプ場を舞台に、環境省補助金事業「秋 クラフトキャンプ」を開催しました。

これが無くては始まらない!
先ずはテントの設営からです。
慣れないテントも、スタッフと一緒に。
これから始まるキャンプの2日間にワクワクしながら設営です。

テントを張るのって、なんだか秘密基地を作っているような気分になって楽しいですよね。
だから、ちょっとくらい大変でも頑張れるのです。

設営が終わったら、一息ついてからクラフト作成。
今回はスプーンを作るのですが、あらかじめ粗削りしておいた材料から好きな物を選んで,道具の使い方や削り方を聞いてから作ります。

皆さん、真剣そのもの。
なんたって、完成しなければご飯を食べられませんから!
と、いう事はないのですが、こういう作業は夢中になってしまうものです。

子供だって作ってみたいよね。
子供達には、だいたい形になった物を陶器の欠片で削って仕上げてもらい、電熱ペンで模様を描いてもらいます。
夢中になる姿って良いものですね。

完成した子供たちの作品。
可愛らしいスプーンが出来ました。
お手入れの仕方はお母さん方にお伝えしたので、大事に使って下さいね。

夢中になっていたら、あっという間にお昼の時間。
ご飯を炊いたり、スープを作ったり串焼きをしたり。
外で作って食べるご飯は美味しいね。

お昼の分の薪は用意しておきましたが、夜と次の日の朝の分の薪は自分たちで作ってもらいます。
薪が無いとご飯が食べられないよー。
初めは苦戦した人もいましたが、競争したりして楽し染みながら作業しているうちに鋸も鉞も上手に使えるようになり、必要な分の薪をゲットしました。

自由時間はハンモックに揺られて遊んでみたり、近くの温泉へお風呂に入りに行ったり。
シャボン玉も楽しそう。

夕食の準備。
何やら火に近づく怪しげな棒は「味噌付けたんぽ」でした。

ランタンの灯りの下、スキレットで大きなお肉を焼いてる方も。
格別に美味しい晩ご飯を楽しみましょう。

ゆっくりとご飯を食べた後は大沼へナイトハイクで冒険気分を。
何を見つけたの?
夜の森を歩くサワガニでした。

他にも虫や花などの夜の様子を見ながら散策しました。

ナイトハイクの最後に、事前にセットしていたナイトトラップの様子を見に。
沢山のハサミムシとサザナミスズメ思われる蛾などの虫が観察出来ました。
あとはテントに戻って休むだけです。
お休みなさい。

2日目は朝ヨガからスタート。
テント泊で硬くなった体をほぐしていきます。
なんだかフラついている人もいるようですが…

朝ヨガ、結構お腹が空きます。
朝食のホットサンドが少し焦げちゃったけど美味しいね。

朝のキャンプ場に、あちらこちらから美味しい匂いが漂います。

ちなみに、くどーさんのホットサンドの中身はこちらです。

朝食の後にハンモックで暫しのんびりと。

今回はクラフトを組み込んでみましたが、参加者の皆さんが夢中で取り組んでくれていたのが印象的でした。
出来上がったスプーンも様々で、なかなか面白かったです。
大事に使って欲しいです。
また、昨年よりも少し余裕をもった行程にしたので、その分のんびりする事が出来たのではないでしょうか。
雨の降る場面もありましたが、野外での活動に影響を受けることなく過ごせたのも幸いでしたし、楽しい2日間を過ごせて頂けたのではと思っています。
前回、そして今回と、その都度気づく事もありましたので、次回の開催に活かせればと思います。

     くどう