予報によると今日は晴れるとか。お~!大沼の湿原に日が差してきました。紅葉大沼ショーにスポットライトがあたっています。

毎日雨が降っていますが、今日からは数日天気予報に晴れマークが。紅葉のピークは10日頃と紹介していますが、この景色に足りないものは大沼外輪のブナやミズナラの黄色をもう少しといったところでしょうか。

大沼を通常とは逆の左回りで回っています。湿原の草紅葉とヤマウルシやミネカエデなど灌木の紅葉にブナやミズナラの色づきが引っ張られているようです。

大沼西側はミネカエデの黄色が今ピーク。

緑一色の景色がいつの間にこんな景色になったのでしょう。この景色の紅葉は色によって樹種によって色が違い、黄色のミネカエデがこの景色の中に〇本ある、赤のヤマウルシは〇本とカウントできそうだということに気が付きました。

鮮やかな赤の正体はヤマウルシ。

黄色の紅葉の中を抜けて大沼西側へ。

草紅葉の向こうにビジターセンターが見えています。

ビジターセンターの裏山はブナ森。標高の高いところから紅葉は下ってくるのですが、これくらいの標高差でははっきりしません。でも、なんとなくわかるような・・・

黄色の正体のミネカエデ、今が盛りです。

と、ブナ森に日が差したのでもう1枚。

再び大沼西側ミネザクラロード。

色づきの早い沼尻は紅葉が正に見ごろ。沼尻小島もきれいに色が付いています。

岸からせり出した真っ赤なレンゲツツジがさざ波の水面に映っています。

草紅葉の中のエゾオヤマリンドウ。その向こうにレンゲツツジやミネカエデの赤や黄色、バックは色づき始めのブナの森。

湿原を突っ切る木道で振り返ってみると黄色いダケカンバの紅葉が盛り、ここもまた見頃です。

燃えるようなレンゲツツジの紅葉越しの大沼外輪。中間の黄色はほんのアクセント。

コウホネのデッキから見る景色はブナたちも含め、これもまた既に見ごろ。

大沼の紅葉は10月10日がピークを迎えると私たちは案内をしますが、あと4日でこの景色はどう変わるのでしょう。

外輪の山のブナたちは一部で真緑という姿はありますが、全体的には黄色くなっています。

先週頃、”今年の紅葉は遅いらしいぞ”との情報がまことしやかに聞かれていました。ここ数日寒い日が、続き、一気に遅れを取り戻し、どうやら今年も10日は予定通りの最高の紅葉を見せてくれるに違いありません。